ボランティアグループ「コソガイ」が運営する「鎌倉くらしと子育てガイド」の連載記事や、皆様から寄せられた体験談、コラム、エッセイのブログです。

鎌倉くらしと子育てガイド

鎌倉妊娠日記 6ヶ月

6ヶ月(20週~23週)

検診時の胎児の大きさ(12cm)  2006年8月末~9月
体重→元の体重+2kg増加

性別は!?

世間の関心ごとは、妊婦の腹にいる赤ん坊の性別だ。この頃になると、人と会うごとに性別はどちら?と聞かれる。そうして、みな勝手に想像する。顔が変わらないから女の子でしょう。とか、悪阻がなかったから女の子だよ、など。でも圧倒的に多かったのが、「なんか、男の子って気がする。」という私のイメージからくる推測だ。「小脇に子供を抱えて歩いていそう」とか、「軽くあしらってそう」とか・・・いったい私ってどんな人よ。セカンドバッグじゃあるまいし、子供を小脇に抱えるかっつーの。あまりに皆に聞かれるので、気にしていなかったのにすごく知りたくなってしまった。6ヶ月目ぐらいでわかるというので、今回の検診時にとても楽しみにしていたのだが、胎児がうつぶせで丸まっており、結局わからずじまい。次回わかるといいなぁ。

胎動

18週を数えたあたりから、胎動をはっきりと感じるようになった。20週ぐらいになるとかなり力強く蹴るように。お腹に手を当てていてもはっきりとわかるので、動いているときに夫の手を当てたら、面白がって「父ちゃんだよ。今日はどうよ?」と寝る前に毎晩話しかけるようになった。毎日やっているうちに、夫が話しかけてお腹を軽くたたくと、動いて返すようになった。私はあまり話しかけたりしないので、私だと反応しない。夫はかなり得意気。世のご主人、優越感を味わえるよ。是非お試しあれ。

実験してみました

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平成18年8月1日よりJR主要駅にて配っている妊婦バッジで、お腹の目立たない妊婦さんの為のかばんにつける妊婦宣伝バッジをご存知ですか?ポスターが鎌倉駅に張ってあったので、見てはいたけど、私は割合元気な妊婦だったので使ったことはなかった。妊婦さんって、お腹の目立たない3~5ヶ月ぐらいまでが悪阻などで特に辛いんですよね。通勤電車などで辛い思いをした方も多いと思います。

7ヶ月近くなったある日、派遣会社より短期の仕事が舞い込み、横浜まで通うことになった。まだ誰も気づかない程のお腹の出具合だったので、通勤時にバッジをつけて実験してみることにした。江ノ電と横須賀線での実験で、立つ時はなるべく元気そうな若者の前に立つようにした。かばんは腕に引っ掛けてつり革を持つので、座っている人の目線にバッジが来る。座っている若者も大体すぐバッジに気付いて、何付けてるの?といった感じでバッジをじーっと見る。しかし、どうやらこのバッジには睡眠効果があるらしい!?一度も譲ってもらえなかったばかりか、私の前に座る人は、バッジを見ていたなぁと思うと次々と居眠りを始める。

お腹の大きな妊婦さんには、見た目の大変さ+周りの厳しい目があり、観念したように席を譲るが、元気そうなお腹の出ていない妊婦にはどうも席を譲りにくいのだろうか。私があまりに元気そうなせいでたまたまだったのかもしれないけど、ちょっと寂しい結果でした。でも、優先席に座る時、気兼ねなく座れるので、それはそれで便利でしたよ。悪阻の辛い初期妊婦さんの為にももっとこのバッジの認知度があがるといいのになぁ。(バッジは鎌倉駅でもらえます)

この頃揃えた妊婦関連道具】

  • 腹帯いろいろ
    これは私が購入したのではなく、先に出産したいろいろな友人より譲り受けたものたちです。まだまだ気候が暑かったのと、お腹がちっとも出てこないので、借りたはいいが使用するにはいたらず・・・ベルト式?になっているやつは、しっかり巻きついて腰痛にもよさそうです。もうちょっとしたら出番がくるかな。
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  • 指人形(妊婦道具番外編) by IKEA港北店
    これは自分の子のためにというのではなくて、その月に出産を控えた友達へのお土産に思わず買ってしまったものです。買った場所は9月15日にオープンしたばかりで話題のIKEA港北店です。友達に誘われて行って驚いたのですが、ベビーベッドなどの子供の家具関係やファブリックなども充実していて、割とシンプルでかわいい上、びっくりするほど安い。これから子供を持つ人にもお勧めです。ちょっとしたお土産にいいものも売っています。まだ休日は混んでいるので、行くならば平日の夕方過ぎがいいかな。
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【ユキムラ的妊婦推薦本】

  • 「子どもが育つ魔法の言葉」 ドロシー・ロー・ノルト
    古本屋で見つけ、まだ生まれてもいないのに早いかなぁと思いつつも買ってみました。皇太子様がお読みになったことでも有名な本です。私はこれから子育てをする身なので、子育てに関してはなんともいえませんが、子育てとは、子どもをどのように育てたらよいかというよりは、親である私たちがどう成長していけるかが鍵なのではと思います。この本は、子育てのマニュアルとしてだけではなく、「子」=「夫」、「友」、「仕事仲間」としても読み替えることができ、相手を個性を持った一人の人間であると認め、対等につきあう必要があるという意味で、性別、子どもの有無、年齢を問わず読める本だと思います。とてもお勧めです。
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