ボランティアグループ「コソガイ」が運営する「鎌倉くらしと子育てガイド」の連載記事や、皆様から寄せられた体験談、コラム、エッセイのブログです。

鎌倉くらしと子育てガイド

ゆなっちの七五三の巻

七五三 2009年10月

幼稚園騒動でばたばたしていた頃、お友達の間で七五三話が持ち上がり、慌てたユキムラ・・・そうか、もうそんな年か〜。
ゆなっちはまだ2歳児だけれど、数えでは3歳。同じ学年のお友達は皆今年にやるという。
来年とも考えたけれど、同じ学年のお友達とあわせて今年にやることにしました。

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条件付の場所選び

さて、せっかくの七五三、94歳の祖母にも見せてあげたいと思い、誘うことに。
しかし足の悪い祖母が来ることによって、色んな条件がついてしまった。

1.神社に階段が少ないこと(バリアフリーだとなお良い)
2.トイレが綺麗で、すぐに行ける場所にあること
3.駐車場から距離を歩かないこと
4.お食事は椅子席、階段の無いところ

お友達の情報や、調べた結果、神社は鎌倉宮が候補に上がった。
ここは最近バリアフリーの通路が作られたばかりであり、
車も中に停められ、バリアフリー通路からすぐであること。
またトイレも最近作られたようで、綺麗だという。

さて当日行ってみるとこじんまりしてなかなかよい雰囲気。
以前、骨董市を見に行ったことがあったけれど、改めてまた素敵なところだと思いました。

写真は自然な雰囲気で・・・

今回は洋装でのお参りをし、3歳を過ぎた頃、和装の写真を写真屋さんで撮ってもらうつもりでいました。
そしてその時ついでに家族写真でも撮ろうかしらなんて考えてもいました。
写真っていつも夫婦どちらかが撮るので夫婦かけてたり、通りかかりの人に頼むとどこか切れていたり・・・
きちんとしたものが一枚も無かったので、一枚くらいきちんとしたものが欲しいと思っていたのでした。
しかし、どうも写真館での怪しげなぼかしが入った背景や、能天気な背景が気に入らず、
あれは何とかならぬものかと考えていた。

そこへ現地に来て撮ってくれる写真屋さんがいるという友人情報が入ってきた。
早速電話してみると、現地にて待ち合わせてすぐ撮ってくれるという。
自然光で、七五三お参りの現場で撮ってくれるなら記念にもなるのでお願いすることに。
当日は看板などの無い場所を選び、撮ってもらったのですが、
ゆなっちがどうしても「いいお顔」と言われると、頬を指で指し首を傾けポーズをとるので
写真屋さんも苦笑い・・・いったいどこでそんなポーズを覚えたのだ?
ポーズを止めさせるとムッとしてしまい困りましたが、何とか自然な雰囲気での家族写真が撮ることができました。

お食事は気に入った場所で

お食事は、以前から気に入っていた茅ヶ崎の「蔵元創作料理 天青」でしました。
ここなら、階段なし、椅子席で大丈夫。おまけに七五三プランもあるという。
偏食2歳児の好みも丁寧に聞いてもらえました。大人は創作懐石料理ですが、
子供が飽きないように食事は前菜からメインまで、一度に出してもらえるという。これなら安心だ。
お食事も季節の食材や地産物を取り入れたとても工夫を凝らしたものや、蔵元ならではのものもあり、
一緒に行った家族も雰囲気、味、ともにとても満足してもらえました。
いつも偏食のゆなっちも、今朝精米したてのご飯をお茶碗3杯も食べてしまったのでした・・・
なんだかいつも美味しいものを食べさせてないみたいじゃない。恥ずかしいなぁ。

七五三を無事終えて・・・

なんだか訳もわからぬ2歳児相手に大の大人が翻弄された「七五三の巻」でしたが、
親の真似をして一生懸命お参りをしている姿を見て、改めて大きくなったものだと感謝した1日でした。
お祝いであるからには本人にも喜んでもらいたいという親の思いは本人には伝わらず・・・
でもなんだか解らないけど自分が中心になっているという状況を楽しんでいるようではありました。
しかし2歳児のやることと言ったら・・・
もらった風船を片手に走り回り、砂利を蹴ったり、触ったり・・・
そうかと思うと突然もじもじ・・・トイレ!!!
夏にトイレトレーニングを終えたばかりの2歳児ですから、こちらも気が気ではありません。
いやはや、和装でなくて良かったと思ったのでした。