ボランティアグループ「コソガイ」が運営する「鎌倉くらしと子育てガイド」の連載記事や、皆様から寄せられた体験談、コラム、エッセイのブログです。

鎌倉くらしと子育てガイド

鎌倉育児日記 生後5ヶ月

生後5ヶ月 2007年6月頃

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5ヶ月+15日目にして離乳食が始まった!


色んな雑誌を見ると、4ヶ月あたりから慣れさせるためにスープを飲ませたり、いよいよ準備段階に入ると書いてある。

もっと調べてみると離乳食に関しては、昔は5ヶ月からとされていたけれど、最近はアレルギーを懸念して、6ヶ月から始めるほうがよいと言う意見もある。

食物アレルギーは怖い。離乳食は急いで進めても何もいい事はないという先輩ママ達の意見も尊重し、よしよし、まだ一ヶ月さきだからな。と安心する。

怠慢母ちゃんユキムラは「6ヶ月に入ってから色々調べよーっと」とのん気に構えていた。

ところが気が付けば5ヶ月も終わりに近づいている・・・

「ややっ。そろそろ調べないと。。。」

ということで、あわててネットで離乳食レシピ等について調べた。

なになに?裏ごしして・・・とやはり面倒くさい。始めは殆ど食べないというし・・・

なんてことで、赤ちゃん本舗で和風ダシの味付きお粥の粉末を買ってきて、お湯で溶かして食べさせることからはじめた。

案の定、「なんじゃこれ?」ってな感じでべぇーっと出しちゃって食べないのね。

レトルトを使うということには、ちょっと後ろめたさがあったのだけど、始めは食べ物に慣れるトレーニングだし、頑張って作っても殆ど食べないから、レトルトで十分。こちらも慣れるまで手際が悪くて大変だしね。

使えるものは使って手抜きして、出来た余裕で楽しくゆなっちと過ごす事の方が大切。

頑張りすぎるとストレスを溜めるだけなので、しばらくはこのスタイルで行くことに。

ま、なんだかんだ理由をつけて、やはり怠慢母ちゃんユキムラなのには違いない。

私は誰?


ゆなっちが生まれてきてから、ユキムラは母ちゃんになったわけだが、最近彼女が私をどう見てくれているのかということが気になるようになってきた。

つまり、夢中で母ちゃん業はしてるけど、彼女は私を母としてみてくれているのか?

ゆなっちは誰に抱かれても良く笑うし、私じゃなきゃ駄目!ってことが今はあまりない。

育児書によると、この頃になるとママを認識して、自分にとって大切な存在だと感じるようになるので、人見知りがはじまる・・・とある。

ゆなっちは場所見知りはすこーしでてきたけど、人見知りはまだしない。

まだずりばいも出来ないので、もちろん後追いなんてしない。

娘を出産後、女でいることも少しお休み気味、妻業も放棄、そして母にもなりきれない。

なんだか宙ぶらりんの感じ。私は誰?

駆け足で過ぎてきた5ヶ月。ふと足を止めてみると、自分という存在が宙に浮いている感覚。

そんな時、夫の心無い一言がグサーーーーーーっと突き刺さるのね。

普段は軽ぅーく受け流せても、今は何故か突き刺さってしまう。

そういういちいち心にとめて傷ついている柔な自分にも腹が立つ。

今は仕方がないのかもしれない。そう、そんな風に思わないと楽しくなくなってしまう。

ということで、ユキムラは、ゆなっちお世話係りマスターとして今はせっせと頑張ることにしたのだった。

そのうち、ゆなっちもママ〜と飛びついてくるだろう。

そして私も、自分の道が見えてくるときがくるだろう。うん、そうに違いない。