4.自宅出産と出会う
「お産難民」その言葉が頭をよぎりました。
もしや私もそうなのかな…。
お産に難民だなんてなんて事!機が熟せば産まれて来てしまうというのに!
あんなに早くから準備していたのに…。
焦り始めた頃に、とにかく井本さんの話を聞いてみようと思いました。
連絡するとすぐに「自宅出産の説明」に来ていただけました。
その日は私と長女と主人そろって聞く事にしました。
家族も立ち会うことになるかもしれないので、ふたりの賛同も必要です。
(以降、健診時に一度実家の母にも事前に井本さんに会っておいてもらいました。手助けしてくれる家族の理解はとても必要ですから。)
井本さんはとてもリラックスさせてくれる人という印象の方でした。
私の話を聞きながら、相談に乗りながらも、わかりやすく説明をしてくれました。
お話の内容はこんな感じです。
自宅出産の雰囲気のわかるビデオをみてお産の流れの説明。
自宅出産に必要なもの、持って来てくれるもの。
状況判断と医療行為の有無。
嘱託医の説明。
緊急時の搬送先。
健診の内容
出産時、産後のケア。
大まかな話を聞いてから、私の質問に答えていただきました。
しばらく考えましたが、決めてしまえばそんなに大事ではなく思えてくるものなのです。
とっても迷う性格で心配性な私なのに。