ボランティアグループ「コソガイ」が運営する「鎌倉くらしと子育てガイド」の連載記事や、皆様から寄せられた体験談、コラム、エッセイのブログです。

鎌倉くらしと子育てガイド

鎌倉出産日記 その1

いよいよ出産! 2007年1月

ユキムラの出産

1月9日 15:20

2日前におしるしがあったので、そろそろだと思い、少し外出を控えて家にこもろうと思い、その為に本屋さんで本を物色中にパンって風船の割れるような感覚から何かがジョーっと伝って漏れてきた。破水したのだ。なにせ初体験なのでお漏らししたかと思った・・・(笑)
あわてて車に飛び乗って帰宅。運転中は頭の中で「冷静にね。よし!よし!よし!」と連発。「よしっ」て何がよしなんだ?
帰宅後、(1)病院に連絡 (2)ハイヤーに電話 (3)夫に詳細を連絡
病院への準備完了後ハイヤーを待つ間、汚れたズボンなどをお湯につけたりと意外に冷静な自分に苦笑。その時痛みは全く無し。

1月9日 16:20

病院着後すぐ検診。子宮口は3cmだという。痛みは全く無し。

1月9日 18:00

陣痛室にて夫と会話しているうちに夕食が。大好きなブリ照り焼き♪美味しく頂きました♪

1月9日 18:30〜19:30

長時間かかるのを恐れて早く陣痛をつける為、病院内の廊下を行ったり来たりとウォーキング・・・病院に入ってまでウォーキングするとは・・・

1月9日 20:30

立会い希望の夫は長い夜に備えて一度帰宅したのだが、準備をして再度病院に到着。
陣痛は一応5分〜7分感覚ぐらいで来ているものの、微妙に痛い程度で話に聞くような痛みがこないので、長い夜になりそうだと私は一眠り。
夫は陣痛室で事務仕事をはじめた。。。

1月9日 22:00

ちょっと痛くなってきた。「おっ、いよいよ陣痛らしくなってきたぞ。」でも軽い痛みで「痛いけどスイカは鼻から出ない・・」なんて夫と笑って会話。

1月9日 23:00

急に強い陣痛に襲われる。でも、まだ鼻からスイカレベルの痛さと思われず、我慢ができたので、ナースコールは押さなかった。「いきみたい」っていう感覚がどんな感覚か理解できる感覚も。でもなにせ初めてなので、我慢できないぐらいになったら呼ぶのだなと思い、我慢していた。だけど私が突然急に苦しみ始めたので夫はびっくり。彼があたふたしていたので、陣痛ピーク時の波にあわせて背中をさすってもらった。さすってもらうと幾分楽になる。

1月10日 0:00

様子を見にきてくれた助産師さんが私の様子をみて、「あら!」とすぐに子宮口を見てくれた。その時すでに全開・・・
陣痛の波をぬって、急いで歩いて自力で陣痛室へ行き、分娩台へ。
シートを敷いたり、点滴をしたり、先生を待って会陰切開の為の麻酔を施したりする準備するのに意外に時間がかかるのね。その間いきみを堪えるのが辛かった! いきんだら赤ちゃんが飛ぶと思いじっと耐えたけど、こんなことならもっと早くナースコールすればよかった。
そしていよいよ準備完了し、いきんでいいとOKがでた。
よーし!待ってました!とばかりにいきむ。上手上手!との声にさらに強くいきんでみる。
2回目のいきみは苦しくなって中途半端で力を抜いてしまった。なんか詰まってる感覚。
そして3回目のいきみの途中で「もういきまなくていい!普通に呼吸を!」とたたかれる。

1月10日 0:47

後ろに立って立ち会っていた夫に「普通に呼吸を!」とたたかれて、我に返った直後、なにやらすっきり爽快感。元気な女の子が誕生! 泣き声を聞いて生まれたことを理解した。
力が抜けたら思わず「・・・すっきりした〜・・・」と第一声つぶやいてしまった・・・
この時点では正直感動というよりか、爽快感の方が強かったのだ。
そして生まれたての赤ちゃんにすぐおっぱいをくわえさせる。なんだかくすぐったい。
この後、私が産後の処置をしてもらっている間に、初めての沐浴するわが子の姿を夫が写真撮影。それが終わったら、赤ちゃんは新生児室で預かってくれ、私と夫はお部屋へ移り、少し会話して、深夜2時前には夫は帰宅。

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